runningmansoftware.com : 一人旅の思い出、首里織について。

数ある沖縄の織物工芸の中でも最も格調高い首里織の歴史と、その魅力などについて書いています。

首里織の歴史と魅力について

runningmansoftware.com : 一人旅の思い出、首里織について。 沖縄では昔から織物業が盛んで、首里織もその中の一つです。首里王府の城下町として栄えた首里では、王府の貴族、士族用に、色、柄共に、格調高くとても美しい織物が、織り継がれ現在に至っています。現在製品としては着物や帯はもちろん、かりゆしウェア、雑貨や小物など幅広く取りそろえられています。

濃紺と白というコントラストを強調した藍染めも、南方独特の鮮やかな色彩を用いた多色染めもかすりの最高峰と言えるくらい素敵なものです。私は以前、沖縄のお土産で首里織と思われるコースターをいただいたことがあります。鮮やかなのに自然染料を使っているためかナチュラルで、手触りや風合いもホッとする、一本一本の糸が愛情込めて織られていると感じました。

戦争ですべてを失い消滅してしまうのではないかと心配されましたが、近年ようやく後継者も育成され、再び文化の華が咲きつつあります。昭和49年には県無形文化財の指定を受けています。このホッとするようなあたたかさは、沖縄の自然の恵みを受けて育った豊かな素材からくるものだと感じました。またすべて手作業で織られているので首里織に愛情を感じるのだと思います。首里織体験工房もあるそうなので、観光の合間に参加してみるのと素敵な思い出になると思います。

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