runningmansoftware.com : 一人旅の思い出、首里織について。

長い歴史と古い伝統を今も大切に受け継ぐ沖縄文化において、琉球時代の雅さを今に伝えるのが首里織です。

琉球王朝時代の雅さを今に残す首里織

runningmansoftware.com : 一人旅の思い出、首里織について。 長い歴史と古くから受け継がれてきた伝統を大切にする沖縄は、伝統工芸の宝庫と呼ばれています。その中でも織物は県下各地で、独自の特徴を保ちながら織り継がれています。現在の那覇は港をひかえ、大きな商業都市として栄えておりますが、その反面、琉球王朝時代の古都として知られる首里があり、そこを訪れると、いまでも雅やかな風情を町並みを見ることができます。14世紀頃の琉球王国は、東南アジアや支那との交易を盛んに行っており、そこから織の技術が伝わり、その後の人々の努力によって、沖縄独自の気候風土に育まれた、個性的で多種多様な琉球織物が生み出されてきました。その中でも、首里王府の城下町として栄えた首里においては、麗美な織物が織り継がれて現在に至っています。紋織から絣に至るまで、非常に多彩に織られるのが、首里織の特徴ですが、その中でも花倉織や道屯織は、琉球王家や貴族用とされていました。

昭和49年には「本場首里の織物」が県無形文化財の指定を受けました。これによって、首里の伝統的な技法が、当時、多くの若い人々に受け継がれました。その2年後には那覇伝統織物事業協同組合が設立され、その後現在に至るまで活発な振興が図られております。

昭和58年には、通産省伝統産業法指定申請の際に、首里に伝わる種々の紋織や、絣織物を総称する名称として、首里織と命名しました。